2010年6月21日月曜日

教職員組合

 組合の先輩にはずいぶんお世話になっているし、思想的に共感できる部分も多いのだけれど未加入だ。
 自分の組合のイメージは国旗国歌論争によって形作られたと言ってよい。何が正しいかよりもその戦術が見ていて歯痒く、無駄に会議を長引かせているようにしか見えなかった。
 思想心情の自由を言うなら、他人が信じる宗教を悪し様に罵るのでは無く、尊重しつつも自分は異なる考え方であることを主張すればいいだけなのに。あまりにおとなげない闘争を見せられ、初年度から全く加入する気になれなかった。
 異動とか労働条件のこととかを考えるととても頼りになるのだけれど、入ると他の部分で足並みを揃えることになるのが堪えられなかった。それは今でも同じだ。つい最近、研修の強制について組合に問い合わせてみたところとても親切に対応してもらえた。労働条件は改善すべきことも多い。それでも加入しないのは、やっぱり細かい部分で共感できないところがありすぎるからだ。こちらの都合で申し訳ないが、このささいな食い違いを無視できるほどには困っていないというところだ。

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